【2026年】住宅ローン控除は2030年まで延長!改正点や減税額シミュレーション、Q&Aを解説

2026年以降も、住宅ローン控除は2030年まで延長される方針が、「令和8年度税制改正大綱」等で示されました。
「省エネ性能の高い住宅」であれば、控除期間が13年に延長される見込みです。
ただし、2028年(令和10年)からは「普通の省エネ住宅(省エネ基準適合)」も控除の対象外となる予定であり、より高い性能(ZEH水準以上)が必須の時代になります。
住宅ローン控除は一定の条件を満たす新築、または中古住宅を取得した方の所得税や翌年の住民税を軽減する制度で、マイホームを取得する多くの方にとって歓迎される制度です。
本記事では、2026年以降も継続される住宅ローン控除について、制度の概要、具体的な減税額のシミュレーションなどを解説します。
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Contents
2026年以降も住宅ローン控除(減税)は継続へ
住宅ローン控除(減税)は、2025年12月末までで期限を迎える予定でした。
しかし、2026年度税制改正大綱において、本制度が延長される方針が公表されています。
具体的には、2025年末が期限であった制度を一部変更して、2030年まで約5年間、延長する方針です。
住宅ローン控除の制度の概要を確認

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ここで、改めて住宅ローン控除とはどういった制度なのか、主な概要をご紹介します。
年末ローン残高✕控除率(0.7%)税金が安くなる
住宅ローン控除は、年末時点の住宅ローン残高に控除率を掛けた金額だけ、所得税や住民税の税額から差し引くことができる制度です。
ただし、再現なく差し引ける訳ではありません。
- 住宅の種類によって借入限度額が定められている
- 支払う予定の所得税、住民税を超える金額は控除できない
- ローンの返済によって年末残高が減少するため、実際の控除額は徐々に減少する
このように、控除率を掛けた金額全額が控除される訳ではない点に注意が必要です。
控除される税金は「所得税と翌年の住民税」
住宅ローン控除はまず所得税から差し引かれ、引ききれなかった分の一部が翌年の住民税から控除される仕組みです。
控除額が大きくても、所得税や住民税が十分に高い方でなければ、控除額を使い切れない可能性があります。
控除期間は新築の場合13年間
控除を受けられる期間は、新築住宅においては13年です。
ただし、全ての新築住宅が一律に対象となる訳ではなく、認定低炭素住宅や長期優良住宅、省エネ基準適合住宅など、一定の住宅性能区分に該当することが前提となります。
また、控除を受けるためには、自ら居住するための住宅であること、住宅ローンの返済期間が10年以上であることといった条件を満たす必要がある点も認識しましょう。
加えて、注意が必要な点は「入居した年の制度内容が適用される」ことです。
同じ性能の住宅であっても、入居年が異なれば控除の期間や借り入れ限度額も変わりますので注意しましょう。
中古住宅購入の場合は従来は控除期間が10年でしたが、2026年以降は省エネ基準適合以上の中古住宅の場合13年間に拡充される変更もなされる予定です。
省エネ基準を満たさない中古住宅の場合は、引き続き控除期間は10年です。
2026年住宅ローン控除の上限金額を確認

住宅ローン控除で減税される金額は、「年末ローン残高✕控除率」で決められますが、上限額が設定されています。
上限額は以下の表のとおり各種条件によって変わりますので確認しましょう。
| 住宅の種類 | 住宅の性能など | 借入限度額 |
|
新築住宅
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長期優良住宅・低炭素住宅 | 子育て世帯・若者夫婦世帯:5,000万円 その他の世帯:4,500万円 |
| GX志向型住宅・ZEH水準住宅 | 子育て世帯・若者夫婦世帯:4,500万円 その他の世帯:3,500万円 |
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| 省エネ基準適合住宅 | 子育て世帯・若者夫婦世帯:3,000万円 その他の世帯:2,000万円 |
|
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中古住宅
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長期優良住宅・低炭素住宅 GX志向型住宅・ZEH水準住宅 |
子育て世帯・若者夫婦世帯:4,500万円 その他の世帯:3,500万円 |
| 省エネ基準適合住宅 ※2028年4月以降、原則廃止(対象外)の予定 |
子育て世帯・若者夫婦世帯:3,000万円 その他の世帯:2,000万円 |
|
| その他の住宅 | 2000万円 |
これからは「建てれば減税される」時代は終わり、2028年以降、最低限の省エネ基準しか満たさない家は控除ゼロになるリスクがあります。
将来を見据えて「長期優良住宅」や「ZEH水準」以上を満たすハウスメーカーを選ぶことが資産価値維持の第一歩です。
※なお、上記の借入限度額は、2025年までの制度内容および令和8年度税制改正大綱に基づくものです。
対象となる住宅性能を確認
住宅ローン控除の上限額は、住宅の性能によって変わります。
対象となる住宅の基準の概要をつかんでおきましょう。
- 長期優良住宅:耐震、省エネ性などの基準を満たし、長く良好に住み続けられると認定された住宅
- 低炭素住宅:省エネ、再エネ利用により、CO2排出量削減が認定された住宅
- GX志向型住宅:ZEH水準を超える高い省エネ性で、脱炭素(GX)志向が認められた住宅
- ZEH水準住宅:高断熱と高効率設備で、一般的な住宅と比較してエネルギー消費が削減できることが認められた住宅
- 省エネ基準適合住宅:建築物省エネ法で定められた最低限の省エネ性を満たす住宅
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対象となる世帯の種類を確認
性能に加えて、対象となる住宅に居住する世帯の属性も、控除される金額の上限を決める要素となります。
- 子育て世帯:入居した年の12月31日現在、19歳未満の子どもを有する世帯
- 若者夫婦世帯:入居した年の12月31日現在、夫婦どちらかが40歳未満である世帯
- その他の世帯:子育て世帯、若者夫婦世帯に該当しない世帯
このように、性能や世帯によって控除額を算定する元となる借入限度額が変わりますので、どの枠を狙うのか事前に計画する必要があります。
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住宅ローン控除を利用した場合の減税額シミュレーション
実際に住宅ローン控除を利用した場合、どの程度の金額がお得になるのか、といった点も気になるポイントです。
改めて本制度を利用した場合の減税額のシミュレーション結果は以下のとおりです。
住宅ローン控除額シミュレーション
※借入額5,000万円、金利0.7%、35年返済の場合の概算
(理論上の最大控除額の目安)
5,000万円 × 0.7% × 13年 = 約455万円
(13年間の控除総額目安)
約380万円〜400万円程度
※実際には毎年返済が進みローン残高が減少し、所得税・住民税額の上限があるため、理論上の単純計算の約455万円を下回るケースが一般的です。
2026年以降住宅ローン減税を利用する場合の注意点

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2026年以降、住宅ローン控除を利用する場合には注意点もありますのでご紹介します。
省エネ基準適合住宅は2028年4月以降対象外に
2026年度税制改正の中で、「省エネ基準適合住宅」は2028年以降、原則として住宅ローン控除の対象外になることが明記されています。
都心の狭小地や防火地域で建てる「3階建て・4階建て」は、一般的な2階建てよりも設計・工事に時間がかかります。
「2028年4月までに完成すればいい」と考えていると、着工前の「建築確認」のデッドラインに間に合わず、控除対象外になるリスクがあります。
特に難易度の高い都心の家づくりでは、余裕を持ったスケジュール確保が必須です。
関連記事:「省エネ住宅かどうか」確認する方法は?
災害レッドゾーンに新たに建築される住宅は対象外
2026年度から、一定の災害リスクがある、以下のような地域で家を建てる場合には、住宅ローン控除の対象外となります。
- 土砂災害特別警戒区域
- 地すべり防止区域
- 急傾斜地崩壊危険区域
- 津波災害特別警戒区域
ただし、既存住宅の購入や建て替えは対象となるなど、扱いが分かれるケースがありますので、土地探しやプランニングの段階で制度内容、およびハザードマップの確認が必須です。
2026年以降の住宅ローン控除に関するQ&A
記事の終わりに、住宅ローン控除に関して頂くことの多い質問についてお答えします。
Q:住宅ローン控除が終わるとどうなりますか?
A:住宅ローン控除の制度が終わっても、一度利用すれば制度が定める期間(新築の場合は13年)の間は控除を受け続けることができます。
なお、新築住宅の場合でも、住宅の性能区分や入居年の要件を満たすことが前提となります。
一方で、2030年以降、制度が終了したあとに入居した場合には、控除を受けられなくなる可能性がありますので注意が必要です。
Q:ペアローンで二重の控除を受けられますか?
A:ペアローンは夫婦それぞれが住宅ローンを組むことから、要件を満たせばそれぞれ住宅ローン控除を利用できます。
ただし、所得税額が低い場合、働き方の変化(育休、転職など)で収入が減る場合など、控除額を使い切れない可能性が高まる点に注意が必要です。
Q:ふるさと納税や医療費控除は影響しますか?
A:原則として、ふるさと納税を行っても住宅ローン控除への影響はほとんどありません。
ふるさと納税(寄附金控除)は、住宅ローン控除の計算「後」に住民税から引かれる(または申告で調整される)仕組みのため、併用可能です。
ただし、「ワンストップ特例」を使うか「確定申告」をするかで計算順序が変わるため、詳細は税務署等へ確認しましょう。
まとめ│2026年以降の新築はクレバリーホーム東京へ

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2026年以降の住宅ローン控除については、制度継続(延長)の方向性が示されている一方で、住宅性能要件は年々厳格化されています。
住宅ローン控除のルールは複雑化しており、今後は「どのレベルの省エネ性能で建てるか」によって、数百万円単位で手取りが変わります。
クレバリーホーム東京(ou2)は、都心の厳しい法規制の中でも、木造3階建て、木造耐火4階建て(もくよん®)などの高度な技術で、控除メリットを最大化する家づくりをご提案します。














